古賀市は自然に癒されて毎日幸せに過ごせる街
– モデル 森田菜月さんインタビュー

2023年3月に古賀市のPR大使に就任した森田菜月さん。
グリコポッキーやNTTドコモのCM出演、ZOZOTOWNのオフィシャルモデルの経歴を持ち、現在は福岡を拠点に活動する古賀市出身のモデルさん。

そんな森田さんは、温泉マイスター、温泉保養士、温泉保養プランナーの資格を持つほど、温泉が大好き!
現在はモデルのお仕事と並行して、ワーケーションなどでも利用できる古賀市のインキュベーション施設「快生館」のコミュニティマネジャーとしても働かれています。

今回はそんな森田さんに、これまでの出会いや古賀市の魅力について、インタビューさせていただきました。

たくさんの転機に恵まれた6年間

–森田さんは、2022年に古賀市に戻られたとのことですが、いつ頃まで古賀で過ごされたのでしょうか?

生まれてすぐ古賀市に一家で引っ越してきて、それから大学を卒業するまで住んでいました。
2018年くらいにモデルの仕事の関係で、福岡空港の近くで一人暮らしをしたり、東京に行ったりした後に、2022年にまた古賀市に住み始めました。

–モデルのお仕事を始めたのはいつ頃からですか?

学生時代は幼稚園の先生を目指せる大学に通っていたのですが、その在学中、20歳の時に今の事務所にスカウトしていただいてモデルのお仕事を始めました。

始めた時は「経験としてやってみよう」という程度だったのですが、気がついたら「もっとやりたい!」と思うようになっていましたね。
大学を卒業する事と幼稚園の先生の資格を取ることは親との約束だったので、大学は卒業まで通いました。

私自身の気持ちとしては、「大学卒業後はモデル一本でやっていくぞ」と決めてしまっていました。
その時は特にレギュラーのお仕事があるわけでもなかったので、今思うとすごい決断だったなと思います。

–実際、大学卒業後のお仕事はいかがでしたか?

1年目はあまり仕事がなかったので、アルバイトもしていました。
宅配便の早朝バイトで荷物の仕分けを朝4時からやって、モデルの撮影に行っていたこともあります。
そして、ZOZOTOWNのオフィシャルモデルのオーディションが開催されたのでチャレンジしてみたところ、見事に受かることができました!
そこから東京と福岡の2拠点生活をしていて、2022年3月にZOZOTOWNの契約が終わるタイミングで古賀に戻ってきました。

–東京でお仕事をしていくことは考えなかったのでしょうか?

東京に残るチャンスもたくさんあったんですが、私はそもそも温泉が好きで、いつかは温泉に関わるお仕事がしたいなと考えていたんです。
もちろん関東にも温泉はたくさんあるけど、それなら九州の知っている温泉がいいなと思ったのが一番大きかったですね。

私は地元が好きだから、これからは地元に還元できる仕事がしたい、という思いもありました。
そのタイミングで、インキュベーション施設としてオープンしたばかりだった「快生館」の方からトークイベントにお誘いをいただいたんです。
その時に「もうご縁じゃないかな!」って本当に嬉しかったです。
そしてトークインベントに参加させてもらって、気がついたら快生館でコミュニティマネージャーとして働くことになっていました。

毎日幸せが感じられる古賀での生活

–菜月さんにとっての古賀市の魅力はどこですか?

今住んでいる家は、海まで歩いて2・3分で行ける場所なんです。
なので、パジャマのまま「ちょっと深呼吸しに行こ!」ってくらい気軽に海まで行っています。
古賀の海は離岸流の影響で泳ぐことはできませんが、だからこそ海がすんでいて、人も集まりすぎないから、ゆっくり過ごすにはとても良いですね。
仕事のお休みの日はいつも散歩で海に行くんですが、海って1日1日表情が違うということに最近気がついて、本当に面白いし、すごく癒されるなって感じます。

一時期東京に住んでいたからこそ、古賀市の良い所がたくさんわかるようになりました。
東京は人も多いし、ビルがたくさんあって空が見えない…
都会には都会の良いところがあるけど、「自分がもっと心地よく過ごせる場所ってどこだろう」と考えると、私は田舎(地方)の方がいいなと思っています。
福岡と東京の往復生活をしている時も、古賀駅近くの西口商店街を通ると、「お帰り」って言われている気がして、いつもほっとしていたんです。

変わらない景色が、私にとっては落ち着く場所ですね。

–古賀で仕事してみていかがですか?

今までモデルの世界で生きてきて、一般的に「働く」というお仕事をちゃんとしてこなかったので、今は「働くってこういうことなんだ」と感じられるのが幸せですね。
しかも、それを古賀で実感できているのがとても嬉しいです。
モデルという不規則なスケジュールの中で仕事させてもらっているので、快生館のみなさんには本当に感謝しています。

パソコンで仕事したり、企業さんとやりとりしたり大変なこともあるけど、古賀市はすぐ近くに癒してくれる場所があるので恵まれていると思っています。
見上げたら緑もたくさんあって、鳥のさえずりも聞こえて、たまに鹿の鳴き声も聞こえて。
何より、いつでも温泉に入れるので毎日幸せです!

–森田さんが温泉好きになったのはいつ頃からですか?

大学卒業後にアルバイトを3つぐらい掛け持ちしていたんです。
アルバイトを探す時に、「できれば他の人と同じことをしたくない」という思いがあったので、カフェとか居酒屋とかではない仕事を探していて、そこで見つけたのがスーパー銭湯のアルバイトでした。
従業員はお仕事の後に温泉に無料で入れたので、毎回入っているうちに「おっきいお風呂に入れるのってこんなに気持ちいんだ!」「温泉最高!」って気がついたんです。
そこから温泉が大好きになりました!

モデルの芸名は森田菜月でやっていますが、インスタのアカウントがonsenatsuki(温泉なつき)なので、インスタをみてくれているファンの方からは「おんせんちゃん」と呼ばれていたりします。

古賀市は未来への発展に熱意がある街

–古賀市のいいなと思うところはどこですか?

やっぱり1番は自然が多いところですね!海も山も両方あるので、いつでも15分以内に癒しスポットにいくことができます。
小学校の時にみんなで海に行って、クラスごとに砂に大きな絵を描いたりしたのは今でも思い出に残っていますね。
自然の近くで育っているからこそ、都会ではできない体験がたくさんできました。

もう一つ良いなと思うのは、人との繋がりが濃いところです。
市内のイベントに行くと、絶対に10人くらいは知り合いに会えます。
これが都会だと、なかなか難しいですよね。私が主催でイベントをさせてもらった時は、古賀市の方々にたくさん協力してもらったり、農家さんからお野菜をお裾分けしてもらいました。

人との繋がりがたくさん生まれる場所であり、人とずっと繋がっていけるのは古賀の良さだと思います。

–古賀駅の西口エリアに新しい施設がオープンしますね。

古賀市の新しい「食」の交流拠点として「るるるる」という施設がオープンしました!
そのプレオープニングイベントに私も参加させていただいたのですが、700人ものお客さんが集まってくれて大盛況でした。
古賀のことを知ってもらうきっかけになるし、「るるるる」を中心として古賀の色々なところに人がきてもらえると良いなと思います。
私も力になれればなと思っています!

–古賀市のこれからが楽しみですね!

そうですね!
古賀市は福津や新宮のように自然に人が集まる場所ではない分、まちをよくしたいという熱意をすごく感じてます。
全てを新しくするのではなく、昔からある安心感を残しつつ、もっと交流できる場所をつくっていこうとしているのが伝わってきます。
その熱意に刺激を受けて、私もSNSなどで古賀の魅力を伝えられるように頑張ります!

まとめ

今回は、古賀市の自然と熱意ある人達に囲まれて生活する、森田菜月さんにインタビューさせていただきました。
森田さんのまっすぐさが伝わるエピソードを伺って、私も心が温かくなりました。
古賀市も森田さんも、これからの発展から目が離せません!

森田さん、この度はお忙しい中ありがとうございました!