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古賀市では、四季によってそれぞれ違った自然の表情を見ることができます。
季節ごとに変化する木々の色、咲き誇る花々、また、季節によって収穫できる野菜や果物が異なるのも四季の魅力です。
この記事では、自然豊かな福岡県古賀市の「四季と自然を感じるおでかけスポット」5ヵ所を紹介します。どこもつい足を運びたくなってしまうような素敵な場所です。
ぜひお気に入りのスポットをみつけてみてください。
1.薬王寺水辺公園
古賀市薬王寺の山のふもと付近に位置する薬王寺水辺公園は、農業用溜池の整備と併せてつくられた公園です。
公園の入口にはトイレと駐車場（12台分）があります。公園内のトイレはここだけなので、ご注意ください。
公園内にある池を囲うように約1kmの遊歩道が整備されており、緑豊かな自然の中をのんびり散歩することができます。
公園内の至る所にはバーゴラや東屋、ベンチがあるので、腰掛けてゆったり自然の景色を楽しむのもいいですね。木陰もたくさんあるので、夏でもひんやりとした心地良い風を感じます。
公園内の北西にある「自然観察ゾーン」にはビオトープがあり、水辺の動植物を観察できます。
公園内の南西にある「自然活動ゾーン」には、安全に水遊びができる「せせらぎ水路」があり、水鉄砲や網を使って遊ぶ子どもたちの姿が見られました。
ゆったり景色を眺めるもよし、自然に触れて遊ぶもよし、幅広い年代の方が楽しめる公園です。
また、公園内から古賀市が推奨している散歩コース「歩いてん道」の、薬王寺コースへアクセスでき、より自然を体感できる山道を散策することもできます。運がよければ野生の鹿と出会える可能性もあるんだとか。
春になると公園の入口付近の木に桜の花が咲きます。ピンク色の桜、青々とした池、山々に連なる木々のコントラストがとても美しいです。
辺りには芝生が広がっているので、満開の桜を見ながらピクニックも楽しめます。
アクセス情報
住所：〒811-3124 福岡県古賀市薬王寺296
駐車場：無料（12台）
営業時間：24時間
公式サイト：https://www.city.koga.fukuoka.jp/cityhall/facilities/001.php
2.筵内 なの花の道
約6万平方メートルの広い畑に、毎年3月上旬から4月中旬にかけて約500万本のなの花が咲き誇る「筵内なの花の道」。毎年3月に開催されるなの花まつりは、満開のなの花を一目見ようとたくさんの人が来場する古賀市の一大イベントです。
なの花まつりでは、古賀市の農産物の販売や、竹細工などの体験イベント、飲食の屋台出店などがおこなわれます。地域の人々で結成したグループによるダンスやバンド演奏、地元中学校の吹奏楽部による演奏は、毎年地元の方々が心待ちにしている催しです。
あたり一面、黄色く染まるなの花の道は、古賀市の優れた景観を表彰する「都市景観賞」を2017年に受賞しました。この黄色い絨毯を見に、毎年古賀市内外から多くの人が訪れるそうです。
アクセス情報
住所：〒811-3121 福岡県古賀市筵内862
公式サイト：https://mushirouchi.jp/
3.ホタル観賞スポット「大根川」
初夏の風物詩として、ホタルを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。
水がきれいな場所にしか生息しないと言われているホタル。自然豊かな古賀市では、ホタルが生息しているスポットが数か所あります。そのうちの一つが、古賀市薦野（こもの）にある大根川です。
福岡県では5月下旬〜6月中旬がホタルの見頃と言われており、とくに20時〜27時ごろにかけて活発に動き回ります。
薦野を流れる大根川の橋の上が、ホタルを観賞できるスポットです。
橋の上は道幅が狭く、車通りも多いので安全に配慮しながら観賞しましょう。この場所に生息しているホタルは、2秒間隔で光るのが特徴のゲンジボタル。暗闇の中を淡く光りながら無数に飛び交うホタルたちは、とても幻想的で見ているだけで癒やされます。
アクセス情報
住所：〒811-3122 福岡県古賀市薦野1319
4.古賀グリーンパーク
古賀グリーンパークは、自然と健康がテーマの公園です。
照明を備えた多目的広場、複合遊具がある「遊びの丘」、安全な水遊びができる「せせらぎ水路」、ピクニックやバーベキューが楽しめる「ピクニック広場」など、さまざまな施設が整備されています。
多目的広場の隣には管理事務所があり、係の方が常駐しているので困りごとがあればその場で解決してくれます。私が公園内の施設の場所を質問したときは、丁寧に地図を書いて教えてくださいました。
多目的広場は、サッカーやソフトボールチームなどスポーツ団体の練習場として利用されています。休日には練習を見に集まった人たちで賑わっていました。
大きな複合遊具のある「遊びの丘」では、小さなお子さんと保護者の方が一緒に遊べる遊具があり、家族の楽しそうな会話が聞こえてきます。
遊びの丘の隣には、ベビー用紙おむつの自動販売機が設置されています。
公園で遊んでいて急に紙おむつが必要になったときに、とても助かりますね。自動販売機横のトイレには、おむつの交換台もあります。
開放的なピクニック広場では、バドミントンや鬼ごっこなど、広い空間を存分に活かして遊ぶ方々をよく見かけます。
地面は一面芝生になっているので、レジャーシートを敷いて寝転んだり、お昼を食べたり、さまざまな楽しみ方ができる広場です。
束ヶ浦池やホタル水路につながる散策路は緑に囲まれ、神秘的な空間です。
秋には公園内の多くの木々が鮮やかな赤色に染まり、紅葉狩りを楽しむ人たちで賑わいます。
春夏秋冬、季節ごとに違った景色を楽しめる公園です。
また、古賀グリーンパークの隣には古賀市の農産物直売所「コスモス広場」があり、古賀市産の新鮮な野菜や果物などを購入することができます。
古賀市産のにら、古賀市産の大根葉など、手づくりのボードとともにお野菜が並べられています。
コスモス広場の隣に、古賀の食品加工団地から直送された、古賀市の特産品を集めたお店「フードファクトリー・コガボーノ」が2022年11月に誕生しました。
レストランも併設されているので、古賀グリーンパークで遊んだ帰りに立ち寄ってはいかがでしょうか。
アクセス情報
古賀グリーンパーク
住所：〒811-3133 福岡県古賀市青柳町587-1
駐車場：無料（290台）
営業時間：6:00～22:00（4月～10月）
8:00～22:00（3月・11月）
8:00～20:00（12月～2月）
公式サイト：https://www.city.koga.fukuoka.jp/cityhall/facilities/green/
コスモス広場
住所：〒811-3134 福岡県古賀市青柳658-1
駐車場：無料（140台）
営業時間：9:00〜17:00（フードファクトリー・コガボーノは9:00〜16:00）
公式サイト：https://kosumochan.com/
5.興山園
古賀市最大の自然公園と言われる興山園。
米多比の山中にあるため、車で行くのがおすすめです。
興山園へと続く道の途中に、車10台ほど停められる駐車場があります。
駐車場から先へ進むと、道が二股に分かれています。
左の道が薬王寺方面となっていて、古賀市唯一の天然温泉「家族の湯 山の音」やコワーキングスペース「快生館」がある道へとつながっています。
koga-iju.com
右の道へ進むとトイレや管理棟がある休憩場があり、これから登山をする人、すでに散策を
終えた人たちが集まり会話を楽しんでいます。秋にはここで焼き芋などが販売されることもあり、登山客の憩いの場です。
興山園は43ヘクタールの広大な敷地に、春は桜やツツジ、夏は百日紅（さるすべり）、秋はキンモクセイや紅葉した木々、冬は椿や梅など、170種類以上、約7万本もの植物が植栽されています。
舗装された道も多いので、登山初心者の方も気軽に足を運びやすいです。四季折々の表情を見せる興山園は、とくに紅葉シーズンが人気で、来園者が後を絶ちません。
興山園の紅葉は、毎年11月中旬から12月上旬に見ごろを迎え、赤く染まった山々が訪れた人を楽しませてくれます。
山道を登った高台には、古賀市を一望できる展望所があり、天気が良い日には玄界灘やその向こうの相島、小呂島まで見ることができます。
アクセス情報
住所：〒811-3123 福岡県古賀市米多比776
営業時間：8:30〜17:00
駐車場：無料（10台ほど）
公式ホームページ：https://www.city.koga.fukuoka.jp/guide/003.php
まとめ
四季と自然を感じる古賀市のおでかけスポット5ヵ所をご紹介しました。
どの場所も四季折々の楽しみ方があり、季節ごとに何度も行きたくなります。
豊かな自然を体感しに、福岡県古賀市に足を運んでみてください。